■土・日限定でオープン! 見て、触れて、学べる、入場無料のスポット
STI(=スバルテクニカインターナショナル)といえば、かつてのWRCをはじめ、ダートラ、ジムカーナ、スーパーGTと、スバルのモータースポーツ活動を支える「屋台骨」として重要な存在です。
さらに、市販のストリートパーツ、アクセサリー、アパレル、競技用のコンペティションパーツの開発・発売、「Sシリーズ」に代表されるようなコンプリートカーのプロデュースまで、その役割は多岐に渡っています。
そんなSTIのヘッドクォーターである、東京・三鷹のオフィス一部が「STIギャラリー」として、土・日のみ一般公開されているのをご存知でしょうか?
「SUBARU/STIファンや初めて訪れる方と共に創造し、常に可変・発信し続ける空間へ」というコンセプトで、車両やパーツだけではなく、企画に沿った展示も融合し、モノ・コト・ヒトから繋がりを生み、発展し続けるギャラリーを目指しているそうです。
メインエントランスを入ると、右手からヒストリーカーたちが目に飛び込んできます。
車両の入れ替えはあるものの、「インプレッサ22B STiバージョン」「WRC初制覇のレガシィRS」「サンレモラリー仕様のWRカー」は、シンボリックな存在として常駐しています。
その奥には、数々の栄光と歴史を証明する「STIヒストリー&トロフィー」が並べられています。WRC好きはもちろんですが、年代ごとに並んだミニカーのコレクションを眺めているだけで、誰でも楽しい時間を過ごせることでしょう。
さらに右手の奥へ進むと、ここでしか買うことのできないSTIグッズの自販機コーナーがあります。特に人気のアイテムはオリジナルTシャツで、お土産に購入される方が多いそうです。
また「絆の柱」という2本の支柱には、来場者が自由にメッセージを書き込むこともできます。
よく見るとスバル界有名人のサインなどがあるかもしれません! この寄せ書きは、いっぱいに埋まるとスキャニングデータ化して、STIのホームページに掲載されるので、来場の思い出として、ぜひ書き残しておきたいですね。
今度はメインエントランスを入って左側の企画展示エリアをご案内します。
2021年10月から長期で展開しているのが「What’s Driving? ドライビングとはなんだ」展です。自分自身にとってドライビングとは何なのか、またドライビングの楽しさを知っていただくために、いろんな体感コーナーを用意しています。
SUBARU/STIも参戦しているニュルブルクリンク24時間レースのマシンで走るシミュレーター、ボールを転がしながらバランス感覚を養うゲーム、パネル展示など、スバルファンにとどまらず誰でも満喫できる内容となっています。
こちらには2022年の東京オートサロンで注目を集めた、電気自動車のレーシングカー「E-RAコンセプト」も展示され、未来のSTIを象徴するような提案も忘れていません。
さらに最近スタートしたSTIギャラリーのオリジナルステッカー配布も好評で、可愛くデフォルメされたデザインが老若男女を問わず人気。コレクションする熱心なファンもいるそうです。
ギャラリーは入場無料ですので、ぜひ土・日に訪れてみてはいかがでしょう。
(文・写真:TOKYO CIAO MEDIA)
<STIギャラリー>
住所:東京都三鷹市大沢3-9-6(東京スバルさんの2階フロア)
開館日:土・日のみ(年末年始、夏季、GW休みあり)
開館時間:10:00〜17:00
入場料:無料
注意:駐車場の用意がありませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
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