結婚してお子さんが生まれたりすると、クルマに自由にお金を掛けられなくなります。やはり、独身のうちに好きなクルマに乗っておきたいモノです。ここでは優雅な独身貴族の男子にオススメの5車種を紹介します。
■ホンダ・NSX
2017年2月から、正式にデリバリーが開始されたホンダ・NSX。納車開始から3カ月でまだ52台しか日本では登録されておらず、最も注目度の高いスポーツカーと言えます。
現行型NSXはミッドシップに3.5LV6ツインターボエンジンと3つのモーターを搭載したハイブリッドシステムを搭載した2シータースポーツカーで、従来のスポーツカーとは異なる異次元のコーナリングが特徴です。
システム最大出力581psを発生し、JC08モード12.4km/Lとパワーとエコを両立した新時代のスポーツカーです。生産はアメリカのファクトリーで行われ、日本に輸入されているNSXの新車価格は2370万円です。
■ポルシェ・718ケイマン
2016年4月に導入されたポルシェ・718ケイマンは、ポルシェのエントリーモデルとなるスポーツカーです。エンジンを運転席後方のミッドシップに搭載し、そのパフォーマンスの高さは911にも引けを取らないと言われています。
搭載されるエンジンはケイマンには最高出力300psを発生する2L水平対向4気筒ターボ。そして上級もモデルのケイマンSには最高出力350psを発生する2.5L水平対向4気筒ターボを搭載。ミッションは6速MTと7速ATのPDKが組み合わされ、JC08モード燃費は12.3〜14.1km/Lとなっています。
2シーターながら、前後にラゲージスペースを備えて高い実用性を誇る718ケイマンの新車価格は619万〜865万4000円となっています。
■アルファロメオ・4C
ボディの骨格にカーボン製のモノコックを搭載したアルファロメオのスポーツカーが4Cです。2014年7月の2ドアクーペに続いて、手動式で屋根が脱着できるオープンモデルのスパイダーを2015年11月に追加しました。
1750ccというアルファ独特の排気量である直列4気筒ターボをミッドに搭載。最高出力は240psながら、カーボンを採用したボディの車両重量は1050kgしかなく、高い運動性能を発揮します。
運転席は非常にタイトで、そのスパルタンな雰囲気はスポーツカーそのものです。4Cの新車価格はクーペ、スパイダーともに849万円です。
■レクサス・LC
これまでは2シーターのミッドシップスポーツカーを紹介してきましたが、ここからはリアシートをもち、高い実用性を確保した2+2のクーペを紹介しましょう。まず紹介するのは2017年3月に登場したばかりのレクサス・LCです。
レクサスの新世代モデルとして開発されたLCはボディに新開発のプラットフォームを採用し、より鋭く、より優雅な走りを実現させています。
搭載されるパワートレインは5LV8ガソリンエンジンと世界初のマルチステージハイブリッドシステムを採用した3.5LV6エンジン+モーターの2種類。ミッションは5LV8には10速AT、ハイブリッドには有段ギアが組み合わされ、JC08モード燃費は7.8〜15.8km/Lと優れた燃費性能を実現しています。
内外装に匠の技が注ぎ込まれたラグジュアリークーペのLCの新車価格は1300万〜1450万円です。
■日産・GT-R
2007年の東京モーターショーで発表され、間もなく10年目を迎える日産・GT-R。登場してからもアップデートを重ねて、2016年7月に行ったマイナーチェンジではエクステリアだけでなく、ボディの骨格まで手を加えられています。
搭載される3.8LV6ツインターボエンジンはスタンダードモデルで最高出力570ps、トップモデルのニスモでは最高出力600psを発生します。これだけのハイパワーを実現しながら、JC08モード燃費は8.8km/Lと優れた燃費性能も実現しているのは注目です。
日本らしいおもてなしの心を具現化したスポーツカーであるGT-Rの新車価格は996万840〜1870万2000円となっています。
(萩原文博)
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