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「史上最強のスカイライン」を襲名した6代目の「ターボRS」は直4DOHCターボで武装!

苦難のオイルショックと排ガス規制の中、スカイラインは「ハコスカ・ケンメリ・ジャパン」で、日本のモータリゼーションを牽引してきました。ハコスカはGT-Rによるレースでの活躍、またケンメリとジャパンでは「直6・サーフィンライン・リア丸目4灯」で、個性とブランドを確立。そしてこれらの実績を背景にして、R世代の6代目スカイラインが登場したのです。

6代目R30スカイラインの特徴は、直4のショートノーズを廃止して、ロングノーズに一本化したこと。スタイルは直線と平面を基調とした骨太なデザインで、4ドアセダンと2ドアハードトップ、そしてワゴンを廃止して5ドアハッチバックを新設。少し遅れてバンもラインアップしています。

注目は、3代続いたサーフィンラインを廃止したこと。サーフィンラインがサイドプロテクションモールに変わったため、クルマ好きの間で大いに物議を醸したことを記憶しています。

宣伝では、俳優でありレーサーのポールニューマンを起用して「大人のオトコの粋なクルマ」をPR。通り名は「ニューマン スカイライン」で、発売当初は直6のGTでは2LのL型OHCとターボを踏襲。デザインでは、リア丸目4灯が健在。また直4のTIでは、OHCの1.8Lと2Lを搭載していました。

そして日産は約1年後に、新開発2L直4DOHCの新開発エンジン「FJ 20」を搭載したRSを追加モデルとして発表。排ガス規制を克服したスポーツエンジンでしたが、直6ではないため、GTを名乗りませんでした。

ややこしいのは、GTではないのにリア丸目4灯を採用したこと。サーフィンライン廃止に続いて、こちらも大いに議論を呼びましたヨ。

日産のパワーアップ攻勢は、更に続きます。RSからほどなく、FJ20にターボを装着したターボRSを追加。最高出力でGT-Rを上回る190psを発揮したため「史上最強のスカイライン」を襲名しました。

また当時の日産はレースに熱心でした。シルエットフォーミュラでアフターファイヤーを吹き上げる「日産ターボ軍団」は、シルビア/ガゼールもブルーバードも、そして赤黒ツートンのスカイラインターボRSも本当にカッコ良かった~っ!

マイナーチェンジでは、ターボRSにグリルレスと薄型ヘッドライトの強面マスクを採用。そこから付いたあだ名が「鉄仮面」。その後もインタークーラーを装備して205psにパワーアップするなど、硬派路線を突き進みました。

一方トヨタ・ソアラなどのブレークによって、ミドルクラスのスカイラインにも高級化のニーズが押し寄せており、モデル後期には内装が豪華なラグジュアリー仕様も展開していました。

(星崎 俊浩)

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